失敗しない梱包の7つの基礎知識

段ボールの選び方や組み方、荷物の詰め方など、梱包にも知っておいたほうがよいルールがいくつかある。荷造り前に梱包の基本を勉強しよう。

 

 

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基本を知らないとトラブルの原因に!

基礎知識がないまま梱包を進めると、段ボールの底が抜けたり、中のものが破損したりというトラブルが起こることもある。心して取りかかろう。

梱包資材の手配

引越し会社に引越しを頼む場合は、必要な資材は会社が準備してくれる場合がほとんど。自力引越しの場合は、自分で資材をそろえないといけないので、早い時期からスーパーなどをまわって集めるか、購入して準備する必要がある。

段ボールの組み方

まず、段ボールに文字などの印字がある場合、天地には注意しよう。逆向きに詰めると、詰めたのとは逆に積まれる可能性がある。また、組み立てるときは、底のガムテープは必ず十字に組み、底抜け防止をしておこう。

重いものは小さい箱、軽いものは大きい箱

段ボールに詰める荷物の量は、「一人で持てる重さ」が基本。例えば本のような重いものは、大きな箱いっぱいに詰めてしまうと重すぎるので、小さい箱がない場合は、ある程度の重さになったら上部に詰め物をして梱包するとよい。

重いものは下、軽いものは上

同じ段ボールの中にいろいろなものを詰める場合は、先に重いものから詰めていき、その上に軽いものを詰めていくようにしよう。また、梱包後の段ボールも、必ず重い箱を下、軽い箱を上に積んでいくのが基本だ。

段ボール内の隙間はトラブルの元

詰め終わった段ボールに隙間がある場合は、新聞紙や緩衝材などを間に詰め、中で荷物が動かないようにしておこう。そうしないと、荷物同士がぶつかりあって、破損や傷の原因になるので注意が必要だ。

箱の中身が分かるように

段ボールに詰めたら、必ず中身が分かるようにしておきたい。運ぶ部屋の名前や、収納場所、「割れ物注意!」などの注意書きも併せて記載しておこう。また、箱の側面にも搬入先や注意書きを書いておくと、運搬もスムーズだ。

梱包後の荷物の管理

荷造りが進めば段ボールも増える。使ってない部屋などがあればそこに集めておけばよいが、スペースが少ない場合は、押し入れの中身を先に梱包して、押し入れの中に積み上げておくなど、生活に支障が出ないよう工夫しよう。